2006年01月27日

人生を三度生きた女 アルバータ・ハンター

HPstock 001.jpg

私のお店【Cafe Alberta】は大・大・大尊敬するアルバータ・ハンターの名前から付けました。

彼女が生まれたのは1800年代の後半の1895年。

若くして今で言うS.S.W(シンガーソングライター)の走りでもありジャズ&ブルースシンガーとして活躍。

ベッシー・スミスが歌ってヒットした『Down-Hearted Blues』は彼女の作品。

『Sweet Georgia Brown』を一番最初に歌ったのも彼女だと言われています。

『セントルイス・ブルース』を作ったW.C.ハンディはいの一番に彼女に歌って欲しいと懇願したそう。

かなりの売れっ子だったんですね。

しかし1950年代になると「君のスタイルはもう古い」と言われ仕事が激変しちゃいました。

そこからが彼女の凄いところなんですが勉強して看護士に転身しちゃいます。

20年以上勤めあげて70歳の時に定年を言い渡されたら病院に食って掛かったそうです。

でも彼女は年齢を偽ってたので本当は当時82歳だったのです。

82歳でバリバリ働くなんて素晴らしいでしょ!

その後がまたまた凄い。

何十年も経ってからやっと彼女の偉大さに気付いたアメリカの人々は彼女のカムバックを願いアルバータはステージに戻ったのです。

小さな体全身でリズムを取りパワフルな歌い方でした。どちらかというとお茶目系ね。

歌だけを聴いて楽しむんじゃなくて「歌を楽しんで歌っている彼女」をみんなが観たくなる人。
私の理想だ〜。上手いだけの人なんてミリオンといるもん。

1984年、89歳で亡くなるまで歌い続けた女性です。

憧れるジャズシンガーやブルースシンガーは数あれど、本当に尊敬、リスペクトするのは彼女だけです。

最近ブログのBBSにアルバータ・ハンターを辿ってきた方がいらっしゃってコメント頂いたんですね。
実は私もしばらくアルバータを放っておいたような気がして彼女の本を再読しました。

hunter1.jpg

単純な性格が功を奏して、いろいろ迷ってた事とか気にしてた事もすっかりどこかへ行ってしまった。

私には歌の師匠はいませんがアルバータを心の師匠と思い続けますよ〜。

パンチがあるって褒め言葉だよね。そう思うことにするわ。

私も歌を聴いてくれた人に元気を分けれる歌い手になりたいですね。

自分でもそういうタイプだと思うしね。

hunter3.jpg

これはお店を開店したときにギターのケンちゃんがプレゼントしてくれたアルバータのライブビデオ。
動いているアルバータは貴重でしょうね。

お宝ですが私が死んだ時は一緒にお墓に入れてもらう予定です。

人生は長い。そして山あり谷あり。いい時ばかりだといいけどそんなはずはない。

でも私は頑張って歩いていくよ・・1歩1歩ね。
posted by madam reiko at 22:16| 青森 ☁| Comment(10) | TrackBack(1) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
んわ〜素敵。
私もその本探します!!読みたい!
さらに、ライブビデオ。それは貴重品てことは出回ってないのかな?探します。

素敵ですね。
私も、よく「元気になった」と言われます。私もそのタイプ。
そして、そういうシンガーでありたいです。

歌えることが幸せだと思う今日この頃。
少しずつだけど、よりよい歌を歌っていきたいな。
ね、reikoさん。
Posted by Rosebud RIE at 2006年01月28日 00:35

師匠ですかー。

あたしの師匠はレニー・ブルースです(と勝手に言ってる)
60年代初頭のスタンダップコメディアン。

「レニーブルース」でググッてみれば、ダスティン・ホフマン主演の映画の方ばかり出てくるので、是非「Lenny Bruce」で検索してみてください。
つーか、http://www.lennybruce.tk/
彼の自伝「How to talk dirty and influence people」は、
以前、キース・リャーズがどっかのインタビューの中で座右の書として揚げてました。
でも邦題だと「やつらを喋りたおせ」になっちゃうの....、カッコ悪る。。

あたしも野垂れ死んだ時、棺に入れてもらう予定でふ。
Posted by しー at 2006年01月28日 10:15
店名の由来、そーだったんですかぁ。
ステファン・グラッペリさんと2ショットの写真に二人合わせて?歳なんて記事があった気がする。
確か、コニー・ケイがドラムのアルバムをカセットで持っている筈なんだけど、今となっては探せませんねぇ、残念、又聴きたいなぁ。
俺でも勉強したら何か就職出来るかな?(ムリ無理)

追伸>>mixiにコメントすると俺のだけ「削除」の文字が付いてるけど、どうしてなんだろう?
Posted by Y-Zy at 2006年01月28日 11:57
燒M題...、なんのこったろ?

正解は「邦題」の文字化けでした、ちゃんちゃん!
Posted by しー at 2006年01月28日 12:03
RIEちゃん>
是非是非この本読んでみて!!
ビデオの方はどうかな〜?かなりレア物だと思うけど探せばあるかもですね。
アルバータ曰く「人のマネをするんじゃなくて自分を持つ」
これが私達のテーマかな??

しー様>
レニー・ブルースってカッコイイんですね〜。
なんかさ、みつや君としー様足して割ったようにみえるんですけどもぉ〜〜。

ん??お墓に持ってくの?他にも○ロビデオ持ってくんでしょ!!(笑)

Y-Zyさま>
さすが〜詳しいですね。まさに生き字引のよう!!
ステファン・グラッペリって名前だけ聞いたことあったけどジャズヴァイオリンの人なんですね。
この人も89歳まで生きたそうです。
ミュージシャンの割りに御長寿ですね。

今から就職は無理です!
東村山のおっさんのように占い師なんてどうでしょう?
PS mixiの「削除」は本人のには付いてるみたいですね。削除したいコメントの時に使うようです。
Posted by reiko at 2006年01月28日 12:45
おおー、アルバータおばあちゃん。maechuがプレゼントした、フォトスタンドだー!いつもお店に飾ってくれて嬉しいです。「REIKO、歌ガンバレよ」って言ってるみたいだべ!
Posted by maechu at 2006年01月29日 00:13
maechuさん
本当に素敵なプレゼントありがとう。
うちのお店と私の守り本尊です。
でもアルバータ婆ちゃんは「REIKO!まだまだのようじゃなー」って顔してますよ。
こんな婆ちゃんになりたいねぇー。
Posted by reiko at 2006年01月29日 00:25
たまたま検索していて見つけました。82年に
彼女に会う目的で聴きにゆきました。写真を撮り
サインをもらい楽しいひと時でした。店のオーナと予約受けていないと言われおおもめでしたが、
何とか入店出来ました。
Posted by 山田一雅 at 2010年08月22日 19:42
ビデオ探していました。まだ見つかりません。何とか観たいものです。まだ61歳ですとアルバータハンターさんに怒られそうです。
Posted by はじめまして! at 2010年10月16日 11:48
アルバータ・ハンターという歌手の存在を最近知りました。
CDを探して山野楽器」へ行きましたが、おいて無かったです。「アムトラックブルース」という曲を聴きたいのですが、CD置いてあるお店をご存じありませんか?私は日頃は演歌が専門です。
Posted by 宮崎 彰久(みやざき てるひさ) at 2012年02月01日 18:11
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/12370665

この記事へのトラックバック

ベッシー・スミス
Excerpt: マーティン・スコセッシのブルースSony Music DirectBessie Smith(著)ベッシー・スミス(アーティスト)発売日:2003-10-22発送時期:通常24時間以内に発送ランキング:..
Weblog: ブルースだ!お得CD・DVD
Tracked: 2006-10-14 16:47
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。